家族で支えあい、年を重ねても安心して暮らせる住まいへリノベーション

熊本市南区Ｔ様邸は、2016年の熊本地震で全壊判定を受けた築150年のお住まい。
お父様の代に住まわれていた家を壊すことができず、想いを残したいとリノベーションすることを選択されました。

全壊判定を受けた経験から、耐震性能の向上は必須。
通常の耐震補強に加えて、既存の柱も活かすなど、地震に強いお住まいに。

また、天然乾燥の無垢材をふんだんに使い、有機栽培のい草で作られた畳を採用し、ご家族にも、自然にもやさしいお住まいとなりました。
ご希望だった“木に囲まれた心地良い暮らし”と、“自然エネルギーを活かした省エネの暮らし”を実現。

その他バリアフリーを考慮したシニア層にやさしいお住まいをご希望され、それぞれの空間を広く間取り、できるだけ段差をなくすなど、長く安心して暮らせる設計をご提案しました。

柱や梁だけではなく、建具も既存のお住まいの古材を再利用したことで、“想い”を受け継ぎながら、和モダンな空間に生まれ変わりました。