自然素材について
食べるものや身に着けるものに気を遣うように、新産住拓は“直接触れるもの”にこそ安全・安心なものを提供したいと考え、
あらゆるところに「自然素材」を使ったお住まいをご提案しています。
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健康・快適な住まい 赤ちゃん基準の空気質
住まいの素材は、その家の空気をつくり、その空気を吸い込む人のからだをつくります。
だから新産住拓は、住まいの素材に徹底的にこだわることで、
住む人の健康を守りたいと考えています。目指しているのは、デリケートで敏感な
赤ちゃんでも安心・快適に暮らすことのできる住まいです。
健康・快適な住まいについて
住まいの空気質 基準は赤ちゃん®
新産住拓が“空気質”に注目したのは、1995年のこと。
「シックハウス症候群」の存在を知ったことがきっかけでした。
シックハウス症候群の原因は、住まいの空気
建築材料に含まれる「ホルムアルデヒド」などの有害な化学物質が室内に充満し、体調不良を引き起こすというものです。
当時まだ珍しかった「健康住宅」に挑戦しました。
化学物質を含む材料はできるだけ使わず、自然素材を活用した住まい。
1999年には、日本の住宅会社で初めて
ホルムアルデヒド濃度の公開測定を実施し、注目を集めました。 その後も私たちは、より空気質の高い住まいを追求。
リノベーション・リフォームにおいても、
あらゆるところに自然素材を使った住まいをご提案しています。
森林セラピー®
森林浴には、ストレスを和らげたり、体の免疫力を高めるなど様々な効果があることが、医学的に分かってきました。
森林セラピーが生み出す健康効果
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ストレスホルモンが減少する
副交感神経活動が高まる
交感神経活動が抑制される
収縮期・拡張期血圧、脈拍数が低下する
心理的に緊張が緩和し活気が増す
NK活性が高まり免疫機能が上がる
抗がんタンパク質が増加する
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「緊張」「抑うつ」「怒り」「疲労」「混乱」などのストレス状態の改善
「活気」「活力」の意欲・エネルギーの回復
「身体の痛み」などの自覚症状の改善
「全体的健康」「心の健康」などの気分の改善
最高血圧・最低血圧の低下、脈拍の減少などの自律神経系の改善
運動による体質改善とリハビリテーション効果
出典:特定非営利活動法人 森林セラビーソサエティ
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人吉・球磨の木 「近くの山の木」でつくる家
新産住拓が最もこだわりを持っているのは、住まいの要となる「木材」です。
日本有数の木材産地である人吉・球磨の木を、太陽と風の自然エネルギーで
じっくりと1~2年かけて乾燥させた、良質な「天然乾燥材」を使用しています。機械や化石燃料によって短期間で乾燥させる人工乾燥材に比べ、
木が持つ色・艶・香り・美しさなど本来の魅力を最大限に引き出すことができる、
「住まいにとっても、住む人にとっても、そして地球環境にとっても良い木材」です。
人吉・球磨の木について
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「近くの山の木」へのこだわり
最近では、外国産の木材を使用した住まいも多く見られますが、新産住拓では熊本県産材、とりわけ人吉・球磨の杉や桧をふんだんに使います。人吉・球磨が日本有数の良木の山林地であること、そして何よりも、何十年もかけて育つ木は、その土地の気温や湿度に適した木材に育つとされ、夏は蒸し暑く、冬の冷え込みが厳しい熊本での住まいづくりに最も適した木材であることが理由です。
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てまひまかけた「天然乾燥」
機械や化石燃料を使って乾燥させれば時間もコストもかからず、すぐに建築木材として使うことができるのですが、新産住拓が時間もてまひまもかけて天然乾燥にこだわるのは、木が持つ色、艶、香り、経年美など本来の魅力を最大限に引き出すことができ、そして何より「家にとっても、住む人にとっても、そして環境にとってもイイコト」だから。建築後もずっと木の香りがいいのは、天然乾燥だからこそなのです。また、天然乾燥材でつくる“本物の” 木の住まいは、さわやかな香りや、やさしい触り心地によって自然のやすらぎを味わうことができ、心と身体をリラックスさせるセラピー効果があるといわれています。
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伐り旬
約50年四季を経験し育った木を
最適な時期に伐採します「伐り旬」とは、木の伐採に最適な時季のこと。木の伐り旬は秋から冬。木が水分を吸い上げて栄養分が豊富になる4月から8月中旬までは、虫がわいたり菌が繁殖しやすいために乾きにくいとされています。
一方、木が水分を活発に吸い上げず、栄養分も少なくなっている9月から2月頃にかけてを伐り旬といい、先人の知恵にならったこの時季に伐採して、乾燥させます。 -
葉付乾燥
枝葉を付けたまま、
山で約3ヶ月乾燥させます葉を付けたまま乾燥させることにより、葉を通して自然に水分が抜けるため、木の自然な風合いを損なわず、また耐久性も増すとされています。
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天然乾燥
枝葉を切り落として粗挽き製材(1次加工)し、1~2年乾燥させます。
粗挽き製材した木材を「ストックヤード」と呼ばれる木材を保管する場所で乾燥させます。
太陽と風の自然エネルギーで、じっくりと1~2年かけて乾燥させた木材は、芯までムラなく乾燥し、色艶も良い建築木材となります。 -
プレカット
自社工場で用途に合わせた加工をします
天然乾燥を経た木材は、多良木町にある新産住拓のプレカット工場にて、柱や梁など用途に合わせて加工されます。
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厳選した素材 自然素材の無垢床、八代のい草でつくる畳
木材の他にも、新産住拓はさまざまな材料を厳選して使用しています。
床材には自然素材の無垢材を使用。品質を守るための表面塗装には、
天然素材であるエゴマ油を使用しています。畳に使用する「い草」は、八代市のい草農家の倉井さんにお願いして、
新産住拓の住まいだけの特別ない草を作っていただいています。
どちらも自然素材にこだわっているので、
ハイハイした赤ちゃんが万が一口にしてしまっても安心です。
厳選した素材について
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自然素材の無垢の床
てまひまをかけて作った自然素材の無垢の床。最後の表面仕上げには、人工塗料ではなく、天然植物塗油の「エゴマ油」を使っています。自然由来のエゴマは、石油系の化学物質や防腐剤、重金属などを含まないので、万が一口に入っても安心です。
また、木の呼吸を妨げることがないので、やさしい肌ざわりの床が生まれます。 -
新産住拓だけの特別な畳
近年は外国産の安価な畳やビニールを原料とした「人工畳」も多く流通していますが、畳本来の役割である調湿効果は期待できないため、新産住拓では、八代市のい草農家の倉井さんにお願いして、新産の住まいだけの特別ない草を作っていただいています。調湿効果が高い新産の畳は熊本の気候風土にも適し、またクッション性も高いため、転んでも大きなケガの心配もありません。
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新産住拓の畳の最大の特長は
“泥染めをしない”「泥染め」は、い草を泥に浸けることで素材の乾燥スピードを早める、畳作りの一般的な手法です。新産の畳では、泥染めを行わず、通常より時間をかけて畳作りを行います。泥染めをしない畳は、まるで“牧草”のような、い草本来の香りがします。水を弾く畳は、泥染めをしていないことの証でもあるのです。そして、ハイハイをする赤ちゃんが直接触れたり、ハイハイしたその手の指をくわえたり、万が一畳を舐めたりしても安心です。
リノベーション・リフォームでは、既存のお住まいの木材を再利用して施工する場合もあり、必ずしも天然乾燥の無垢材ではない場合もありますが、お客様のご意向も伺いながら、快適で心地よい素材・お住まいをご提案しています。